シアターブルック

親愛なる新市民のみなさまへ

拝啓新市民の皆さん

初めまして、私は日本でロックバンドをやっている44才の男、『佐藤タイジ』と申します。


今、日本は大変なコトになっております。
「3.11」は大震災と大津波と原発事故の三つの災害が同時に訪れた、人類史上初めての災害ということを御理解ください。
地震慣れしている日本人の私も実際被災地に行ってみるとあまりの被害の巨大さと深刻さに今もまだ茫然自失の状態です。
きっとあなたも同じ景色を見ると私と同じ印象を持たれると思いペンをとりました。

私は自分のバンドメンバー、スタッフ達と去年から「2012年12月22日に武道館でライブをしよう!」と計画をしておりました。我々日本でロックにたずさわる人間にとって武道館は聖地なのです。
そして震災前だった当時は「マヤ暦最後の日」の前日、2012年12月22日に生まれて初めて武道館のステージに立つんだという計画に無邪気にみんなで盛り上がっていました。
そんな中「3.11」は起きたのです。

世界は変わってしまいました。
一瞬で。

「何かやらなくては!」という気持ちから仲間を集め「LIVE FOR NIPPON」と銘打ってインターネットチャリティーライブを始めました。
震災後3/17からは毎月一回やっています。
そしてライブを重ねる度に自分の考えはまとまってきました。
 

『100%SOLAR BUDOKAN』



これが私の結論です。
しかも「だいたいマヤ暦最後の日」です。(マヤ暦に関しては御自分で検索なさって下さい)

全ての電力を太陽でまかなうライブを武道館でやりたいのです。

今回の震災で「原子力発電の本当のリスク」を体で理解しました。
人間は「原子力発電の本当のリスク」に耐えられる存在ではないのです。
我々人類には「原発に変わる再生可能なエネルギー」が必要なのです。
そして、それは「地球温暖化」に対しても有効であるべきなのです。

地熱発電もいいと思います。風力発電もいいと思います。
でも太陽がベストだと信じているのです。

かつて私は自分の作品で「その上の太陽はありったけの愛だけでできてると思いませんか?」と歌ってきました。今もその気持ちに変わりはありません。

太陽がベストだと信じているのです。

「現実的に可能なの?」という声が聞こえてきます。集客はもちろん、100%ソーラーとなると膨大な数のパネル、膨大な数の蓄電池、巨大な送電システム等々・・・・。

そこで世界中の新市民のみなさんに協力をお願いしたいのです。

「1万人規模のロックコンサートの電力を100%ソーラーシステムでまかなうことは現実的に可能か?」

という社会実験であり、科学実験を成功させる為にみなさんのアイデアと技術と資金と信じる力をかして下さい。

私は信じています。この計画が成功すれば世界は変わると。
そして世界中のロックバンド(ロック以外ももちろんO.Kだが)にこのシステムでライブをしてほしいのです。そうなると太陽光発電に対する評価も、それ自体の技術力も大きく進化するのです。

太陽だけでロックは有るという現実を地球上に創りたいのです。

未来に対して責任を感じている人全てがここに集まることは可能なのです。

私たちの未来は私たちがつくることができるのです。
「3.11」が未来にとってポジティブであるために皆さん協力して下さい。




2011年6月9日
佐藤タイジ

TAIJI at THE BONNET
THEATRE BROOK
The Sunpaulo
インディーズ電力